ペーパードリップで臭いのするコーヒーが出来上がった?
ペーパードリップでコーヒーを淹れた時、出来たコーヒーの香りがイマイチな時があります。
初心者の頃であれば、なおさらと言えるでしょう。
紙臭いと感じたり、カルキ臭いと感じたり、何かコーヒー以外の臭いがする時もあるかもしれません。
では、どうしてペーパードリップで淹れたコーヒーが臭いことがあるのでしょうか?
ペーパードリップのコーヒーが臭い原因は何?
ペーパードリップで臭いが気になる時の原因は、大きく分けて3つ考えられます。
臭いが気になる時は、このどれかが原因かもしれませんので、チェックしてみてくださいね。
1つ目は、フィルターの臭いです。
ペーパードリップでは紙のフィルターを使います。
紙のフィルターには、お湯をかけると紙特有の臭いが出る特徴があります。
2つ目は、コーヒー豆自体に移った、器具や他の食品の臭いです。
スーパーや量販店で量り売りの豆を買っていませんか?
よほどコーヒー豆の品質にこだわる店で無い限り、コーヒー豆の香りを失わせる管理になっている時があります。
売られている豆に問題が無くても、自宅での管理で冷蔵室や保管庫の他の食品の臭いがついてしまっている時もありますよ。
3つ目は、水の臭いです。
水道水は一度沸騰させて使っていないと、カルキの臭いが残る時があります。
また、水道管やタンクの状況によっては、カビの臭いという場合もあります。
ペーパードリップのコーヒーに臭いがする場合の対処法
ペーパードリップのコーヒーの臭いで、フィルターの紙臭さが気になる方にオススメな方法は、リンス(湯通し)です。
先にたっぷりのお湯でフィルターを濡らしてから使うことで、紙の臭いが薄れてコーヒー液に紙臭さが移らなくなります。
紙以外の臭いが気になる場合は、コーヒー豆の購入場所や保管場所、保管方法を変えてみてください。
理想的な味のコーヒーを淹れるために一番大事なのは、コーヒー豆です。
コーヒー豆はコーヒー専門店で購入し、自宅では密閉容器に入れて保管しましょう。
他の食品や器具からの「臭い移り」を防ぐことが出来ます。
カルキの臭いが気になる時は、沸騰し始めてから数分湧かしたお湯を使ってください。
個人的には、水道水はキチンと浄水したものを使用することをおススメします。
または、ミネラルウォーターを使用すれば、水による臭いが気になることはなくなるでしょう。
とても繊細なコーヒーだからこそ、保管や購入場所にしっかりこだわって楽しみたいですね。
コーヒーを抽出する腕前がまだまだでも、このようなちょっとした気遣いと、ひと手間をコーヒーのためにかけるだけで、出来上がりが格段に良くなりますよ。
ぜひ、試してみてくださいね。