美味しいコーヒーとはどんなコーヒーのこと?
美味しいコーヒーとは、人によってそれぞれ言葉のとらえ方が違います。
たとえば、深煎りのコーヒー豆をネルドリップで入れたデミタスコーヒーが一番おいしいという人がいます。
しかし、一方では、浅煎りで酸味のあるコーヒー豆をサイフォンで入れたコーヒーが一番おいしいという人もいます。
または、エスプレッソコーヒーに砂糖をミルクをたっぷり入れたコーヒーがたまらない!という人もいます。
いろいろ聞いていると「一体どれが正しいの?」なんて思ってしまいますよね。
ここでは、そんな美味しいコーヒーの条件について詳しくご説明します。
美味しいコーヒーとは?5つの条件が重要だった!
では、そもそも美味しいコーヒーとは、どんなコーヒーなのでしょうか?
まあ、月並みな言い方をすれば、人それぞれです。
なぜなら、コーヒーって嗜好品(しこうひん)なので、1000人いれば1000人の美味しいコーヒーがあって当然だからです。
しかしですね・・・
そういう当たり障りのない答えとは別に、こんなコーヒーが良質であるという「おいしさのポイント」があるのも事実です。
つまり、「好みを超えたおいしさ」というのが、確かにあるわけですね。
「美味しいコーヒー=良質なコーヒー」
こう考えるなら、それには5つの条件があります。
それでは順番に見ていきましょう。
【ポイント1】濁りのないコーヒー
新鮮なコーヒー豆を、適切な温度で上手に抽出すると、濁りのないコーヒーが生まれます。
こういうコーヒーは、スプーンで表面をチョンと弾くと、まるで宝石のような雫(しずく)がコーヒーの表面をほとばしります。
逆に、濁りのあるコーヒーは、表面に油脂や不純物が浮いていたり、酷いものだと白濁していたりします。
飲んでも、すごくマズいですよ。
ちなみに、これは街のコーヒーショップへ行っても確認することが出来ます。
ショップでコーヒーが出てきたら、まずはコーヒーの表面(水面)を軽く光に当てて確認してみてください。
油脂や不純物が浮いていることが良くあります。
ここで言う油脂は、いわゆる「コーヒーオイル」とは別物で、もっとコ―ヒー表面に七色の油が浮く感じのものです。
油脂や不純物で濁っている時は、多くの場合がコーヒー豆が古いか、抽出のやり方が悪いかのどちらか。
逆に、美味しいコーヒーは、澄んでいて、目で見ても美しいコーヒーなのです。
【ポイント2】アイスにしても美味しい
美味しいコーヒーとは、そのまま冷やしたアイスコーヒーをブラックで飲んでも美味しいです。
この条件は、濁りがないということに通じるポイントです。
美味しいコーヒーは、そのまま冷却してアイスコーヒーにすると、とても深みのあるまろやかな「うまみ」が出ます。
ところが、少しでも濁りのあるコーヒーは酸化するのが早く、冷やしている過程で白く濁り始めます。
そのため、ホットコーヒーでは分かりづらかったえぐみ・雑味・酸っぱさが際立ってしまい、非常に不味くなるわけですね。
そのコーヒーが良質で美味しいのかどうかは、アイスにすると確認がしやすいですよ。
【ポイント3】苦味、酸味の中に「甘味」を感じる
美味しいコーヒーというのは、苦味系、酸味系を問わず、その味わいの中に「甘味」が必ず存在します。
- マイルドな苦みの中にある「甘味」
- さわやかな酸味の中にある「甘味」
もちろん、この甘味は、砂糖を入れた時のものとはまったく別物です。
きっと、このコーヒーの甘味は、人間の舌が感じる「心地よさ」の現れなんじゃないかと、個人的には思っています。
あ、ほら、美味しい湧水を飲んだ時に、ほんのりと甘さを感じることがありますよね?
ちょっと、それに似ている感覚だと思います。
美味しいコーヒーとは、ほんのりとした「甘味」があるのです。
【ポイント4】飲んだ後にスッキリしている
美味しいコーヒーは、苦くてもスッキリ、酸味があってもスッキリしています。
苦いコーヒーは後味も苦いと信じている人は結構いるようですが、決してそんなことはありません。
逆に、酸味のコーヒーは酸っぱさが残ると思っている人もいるようですが、こちらもマチガイです。
苦味、酸味のどちらのコーヒーも、美味しくて良質なコーヒーの後味はスッキリしているのです。
【ポイント5】香りが高い
コーヒーの香りのことは、言うまでもありませんよね。
なんと言っても、コーヒーは「香りが命」と言っても良い飲み物ですから。
美味しいコーヒーって本当に良い香りで、それをフワッと香っただけでも、すごくハッピーな気持ちになれます。
自分で入れるようになると、本当に痛感しますよ。
香りが高いというのは、美味しいコ―ヒーになくてはならない不可欠なポイントなんですね。
さて、いかがでしたか?
嗜好品であるコーヒーは、飲んで美味しければ良いという考え方もあります。
しかし、その「美味しさ」をもう少し詳しく見て行くと、そのコーヒーが本当に良質なのかどうかが、ハッキリしてくるわけですね。
あなたも、、5つの条件を満たしたおいしいコーヒーを、ぜひ味わってみてください。
きっとやめられなくなると思いますよ^^
それでは、美味しいコーヒーのついていろいろお伝えしましたので、最後にまとめましょう。
よく読まれている記事
まとめ
では、最後にまとめです。
今回は美味しいコーヒーの条件についてお伝えしました。
ポイントは5つです。
- 濁りのないコーヒー
- アイスにしても美味しい
- 苦味、酸味の中に甘みを感じる
- 飲んだ後にスッキリしている
- 香りが高い
ぜひ、美味しいコーヒーを探求する時の参考にしてくださいね!
おすすめ記事