カフェモカとはどんなコーヒーのことか知ってますか?
カフェモカというコーヒーの名前はとても有名ですよね。
先日も、アニメのシーンでカワイイ動物が「カフェモカおかわり~」と言ってるのを見て、カフェモカを飲みに行きたくなりました。
カフェのシーンで名前が出てくるほど、カフェモカって人気なのです。
しかし、カフェモカとは、どんなコーヒーのことですか?
・・・と聞かれて、一発で答えられる人ってあまりいないと思います。
また、カフェモカが、カフェラテやカフェオレとどう違うのかなんて聞かれても、なかなかすぐには答えられないでしょう。
そこで今回は、カフェモカとはどんなコーヒーなのか?
カフェラテや、カフェオレとは、どんな違いがあるのか?等について詳しく説明します。
最近よく耳にする「カフェモカをカスタマイズする」ということについても紹介をしていきますよ。
カフェモカとは?
カフェモカは、基本的に以下の3つで作られています。
- エスプレッソ
- スチームミルク
- チョコレートソース
ホイップクリームやチョコレートソースといったトッピングは、アレンジなので、
「チョコレートソース入りカプチーノ=カフェモカ」
が基本と覚えておきましょう。
じゃあ、なぜ、エスプレッソとスチームミルクの組み合わせに、チョコレートソースを入れるとカフェモカになるのか?
それには「モカ」という名前が大きく関係しています。
コーヒー豆の種類の一つ「モカ」には、チョコレートの原料であるカカオに似た香りが感じられるため、チョコレートソースを使うようになりました。
モカは「カカオの香りを感じられるコーヒー」という意味があるのです。
なので、カフェモカは、単に苦いエスプレッソにチョコレートソースを入れて甘く飲みやすくしたのではありません。
カカオの香りを大事にした結果、生まれた飲物なのです。
アメリカ生まれのカフェモカは、スタバ等のコーヒーチェーンおかげで日本でも身近な飲み物となりました。
なので、つい生クリーム入りの甘いデザート系のコーヒーがカフェモカと思われがちなんですね。
しかし、基本はチョコレートソース入りカプチーノのことを「カフェモカ」と呼ぶというのを覚えてくださいね。
ところで、カフェモカがどんなコーヒーメニューかわかったところで、他の人気メニューとの違いについても見ていきましょう。
カフェモカと、カフェラテの違いを知ってますか?
カフェモカとカフェラテの違いは?
- カフェモカ
- カフェラテ
この2つのコーヒーメニューは、名前は似ていますが違う飲み物です。
両方とも、エスプレッソとスチームミルクを使ったコーヒーのメニューであることに変わりはありません。
しかし、「カフェラテ」には、チョコレートソースが入っていないというのが大きな違いです。
カフェラテは、スチームミルク自体の甘さと、エスプレッソの苦味のバランスを味わうものです。
カフェモカは、「カカオの香り」を楽しむためにチョコレートソースが入っています。
スチームミルクを使っているため見た目は似ているのですが、カフェラテにはチョコレートソースが入らないのです。
お店で注文する時も、ミルクだけの甘さかチョコレートの甘さか、どちらを楽しみたいかでカフェラテかカフェモカを選ぶようにすれば失敗はしませんよ。
カフェモカとカフェラテの違いって、結構簡単でしたね。
では、続いて、それ以外のコーヒーメニューとカフェモカとの違いも説明しましょう。
カフェモカはカフェオレやモカジャバとも違うの?
さて、頭の中の整理はついてますか?(笑)
続いては、カフェモカと「カフェオレ」の違いについて見て行きましょう。
カフェラテと、とてもよく混同されるのが、「カフェオレ」です。
まず、カフェモカとの決定的な違いは、使用するコーヒーの違いにあります。
- カフェモカ⇒エスプレッソを使用
- カフェオレ⇒ドリップコーヒーを使用
これが、一番大きな違いですね。
そして、カフェオレとカフェモカは、その作り方も違います。
カフェオレを作るために、カフェオレボウルという大きめの器にたっぷりのミルクとコーヒーを同時に注いでいるところを見たことはありませんか?
これがカフェオレの作り方です。
しかし、カフェモカに使われるエスプレッソ自体、少量を楽しむコーヒーです。
なので、カフェオレボウルのような大きめの器でたっぷりの量を楽しむカフェオレは、カフェモカとは全く違う飲み物なのです。
また、カフェオレにチョコレートソースは入ってないので、そこも違う点の一つです。
- ドリップコーヒーと温かいミルクを使っている
- チョコレートソースを使っていない
というのが、カフェオレなので、カフェモカとはかなり違うわけですね。
それと、もう一つカフェモカと似ているコーヒーメニューの一つに「モカジャバ」があります。
実は、モカジャバはお店によって作り方が違います。
- モカとジャバの生豆のブレンド
- 生豆のモカにココアを加えたもの
- 生豆のモカにチョコレートを加えたもの
のような違いがあるので、注文前の確認が必要です。
甘いコーヒーを想像してモカジャバを頼んだら、生豆をブレンドしたブラックコーヒーが出てきた、なんてこともあるので気をつけてくださいね。
- カフェモカ
- カフェオレ
- モカジャバ
どれも「似ているけど違う飲物である」ということがお分かりいただけましたか?
さて、カフェモカという飲物が分かってきたところで、最後に飲み方やカスタマイズについても説明していきましょう。
これを知れば、さらにカフェモカを楽しめるようになりますよ。
カフェモカの飲み方は?カスタマイズって何?
- チョコレートソース
- エスプレッソ
- スチームミルク
カフェモカの飲み方は、この3つだけでも良し、それにプラスαをするのも良しです。
ベーシックなカフェモカに、自分の好みのものをプラスαすることを「カスタマイズ」といいます。
中に入れるチョコレートソースやエスプレッソの量を増やしたり、反対に減らしたりするのもカスタマイズです。
ちなみに、スタバのカフェモカはホットの場合、最初から生クリームが入っています。
スタバの場合、生クリーム入りが基本だったため、カフェモカは生クリームが必要という考えが浸透しているかもしれませんね。
もちろん、生クリームが好きであれば、そのまま楽しめると思います。
ところが「カフェモカに生クリームはいらない」という人もいることでしょう。
そんな時には、エスプレッソやチョコレートソース同様、生クリーム抜きのカスタマイズもできるので注文で伝えると良いですよ。
ちなみに、このカスタマイズは慣れればすぐできるようになります。
しかし、それにはお手本が必要かも知れませんので、人気のカスタマイズメニューをざざっと紹介していきましょう。
・アドショットモカ
エスプレッソを追加し甘味を抑えたカスタマイズです。
・バニラモカ
バニラシロップを多めにモカシロップを少なめにカスタマイズするとバニラの香りが楽しめます。
・キャラメルキャラメルソースモカ
キャラメルシロップとキャラメルソースを追加したカフェモカで、甘めが好きな方のカスタマイズす。
・ヘーゼルナッツモカ
ヘーゼルナッツシロップを多めに追加することでモカの香りとナッツの香りの両方を楽しむことができるカスタマイズです。
・バレンシアモカ
バレンシアシロップを追加することで、柑橘類とチョコレートのベストの相性を実現したカスタマイズです。
・キャラメルソースモカ
キャラメールソースは無料で追加できるためキャラメルモカを存分に味わえる、おすすめのカスタマイズです。
・ノンファットホイップモカ
スチームミルクではなくノンファットミルクを使うことによりカロリーを低く抑えたカスタマイズで、チョコレートの味をダイレクトに味わえます。
スタバのカフェモカは生クリーム入りが基本なので、このメニューの時はスチームミルクの変更の他に生クリームを抜くことも忘れないでください。
・ソイモカ
スチームミルクを豆乳に変更したカスタマイズで、ヘルシー志向の人にピッタリのメニューです。
さて、いかがでしたか?
まずは、これらのカスタマイズを試してみて、さらに自分らしいカフェモカを見つけて楽しんでくださいね。
基本さえマスターすれば、カスタマイズはもっと広がりますよ。
では、カフェモカについていろいろお伝えしましたが、最後におさらいをしましょう。
まとめ
今回は、カフェモカについて説明をしました。
カフェモカは、カカオの香りを楽しむためにチョコレートソースを使用した、エスプレッソのメニューの一つです。
カフェモカと、カフェラテの違いはチョコレートソースの有無。
カフェモカと、カフェオレの違いは使用するコーヒーの違い。
モカジャバはモカという言葉が入っていますが、カフェモカとは種類の違うコーヒーです。
カフェモカのカスタマイズは、自分好みの味にできていいですね。
これから新しい発見をするために、私もカスタマイズしたカフェモカを飲みに行ってきま~す。
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