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コーヒー豆の種類や品種を知っていますか?

 

コーヒー豆の種類

 

コーヒー豆にはいろいろな種類や品種があり、それぞれに特徴もあります。

 

 

ただ、よほど有名な名前でない限り、あまり知られていないですよね。

 

 

そこで今回は、そんなコーヒー豆の種類や品種、それぞれの特徴などについて詳しく説明していきます。

 

 

コーヒー豆の種類や品種による特徴が分かると、ブレンド向きとか、ストレート向きとか、いろいろと見る幅が広がって楽しいですよ。

 

コーヒー豆の品種とは?アラビカ種ってナニ?

 

コーヒー豆の品種

 

まずは、コーヒー豆の品種から行ってみましょう。

 

 

コーヒー豆の品種で有名なのものと言えば、まずは以下の2つが挙げられます。

 

  • アラビカ種
  • ロブスタ種

 

「コーヒー豆の2大原種」として耳にする代表的な品種が、この2つです。

 

 

そして、ここに「リベリカ種」を加えて、コーヒー豆の3大原種と紹介するところもあります。

 

 

ただ、この3つ以外にもカネフォーラ種という品種もあります。

 

・・・と、いろいろな品種の名前が出てくると、いまいちピンと来ないですよね。

 

 

ご安心ください。

 

この後の説明を読めば「な~るほど!」とカンタンに理解できると思いますよ。

 

それでは、詳しく見て行きましょう。

 

コーヒー豆の種類の一覧

 

 

アラビカ種

 

アラビカ種は、一番よく聞かれる品種だと思います。

 

それもそのはずで、日本に流通するコーヒー豆の品種は、ほぼアラビカ種です。

 

エチオピアでアラビア人に発見されたため、この名称となりました。

 

 

アラビカ種は、標高1000mを超える高地での栽培が適していて、標高が高ければ高いほど「高級な豆」になります。

 

 

味がとても良いため、ストレートで飲む場合は、この品種が使われることが多いです。

 

 

病害虫や気候の変化に弱い神経質な品種ですが、味の良さが支持され、世界でのコーヒー豆の流通はトップとなっています。

 

 

カネフォーラ種

 

カネフォーラ種は、コンゴ原産のコーヒー豆の品種です。

 

 

あまり名前を聞きませんが、カネフォーラ種の変種がロブスタ種と呼ばれるもの。

 

そのため、コーヒー豆の「3大原種」として紹介する時、こちらの名前で説明されることもあります。

 

 

ロブスタ種

 

ロブスタ種は、インドネシアのジャワ島でサビ病に強い品種として栽培されて広まりました。

 

病虫害に強くて、生産量も高い品種です。

 

 

アラビカ種がサビ病の危機に瀕したとき、リベリカ種が注目されましたが、全てのサビ病に対応していませんでした。

 

 

その後、発見されたのが、このロブスタ種。

 

実は、ロブスタ種は、全てのサビ病に対応した強い豆として流通していったわけですね。

 

 

ロブスタ種は、アラビカ種よりカフェインの含有量が多いです。

 

ベトナムでは、深煎りしたコーヒー豆を抽出後、ミルクと合わせる飲み方に適していることから普及しました。

 

 

また、ロブスタ種は、インスタントやブレンドコーヒーにも広く活用されています。

 

 

ちなみに、3大品種の一つをカネフォーラ種と紹介されている時も、実は「ロブスタ種」を指していることが多いです。

 

 

リベリカ種

 

リベリカ種は、西アフリカのリベリア原産のコーヒー豆です。

 

アラビカ種、ロブスタ種をセットとして「コーヒー3大原種」と言われ、代表的な品種として扱われます。

 

 

しかし、リベリカ種は、世界への流通量が1%未満。

 

だから、アラビカ種とロブスタ種だけで「コーヒー2大原種」と括られることも多いです。

 

 

リベリカ種は、とても順応性が高いです。

 

なので、普通のコーヒー豆が高地栽培であるのに対し、マレーシアやフィリピンなどの低地で栽培ができるわけですね。

 

 

アラビカ種に比べるとサビ病に強い品種として一時期注目されましたが、全てのサビ病に強いわけではなかったため、普及しませんでした。

 

そのため、リベリカ種は、今でも流通量が少なく、研究用や交配用の種として利用されています。

 

 

さて、いかがでしたか?

 

いろいろと説明しましたが、一般的には、アラビカ種とロブスタ種を覚えるだけで十分だと思いますよ。

 

 

では、続いて産地などで分けられるコーヒー豆について説明をしていきましょう。

 

コーヒー豆の種類の一覧!15銘柄を一挙にご紹介します!

 

コーヒー豆の種類の一覧

 

コーヒー豆の種類は、産地やその採取方法、出荷する場所等でネーミングされます。

 

細かい名前まであげると、200種類以上もあるんですよ。

 

 

そこで今回は、実際に手に入れられるものを中心に代表的な銘柄を15種類ほど紹介しましょう。

 

 

1、ブルーマウンテン

 

産地はジャマイカです。

 

コーヒーの良さすべてをあわせ持つバランスの良さが特徴となります。

 

高級なコーヒーでは一番に名前があがるといってもいいほど有名です。

 

 

2、キリマンジャロ

 

産地はタンザニアです。

 

甘い香りと豊かなコクを持ちますが、強い酸味が特徴として一番にあげられます。

 

日本では有名なコーヒー豆です。

 

 

3、モカ

 

産地はイエメンとエチオピアの2つです。

 

モカという名称は出荷されたモカ港に由来し、フルーツを感じさせる甘酸っぱい香り、とまろやかな酸味とコクが特徴となります。

 

日本では「コーヒー・ルンバ」の歌詞からイエメン産のモカ・マタリが有名ですが、国内に流通しているモカの豆はエチオピア産のモカ・シダモです。

 

モカ・マタリがストレートで飲まれるのに比べ、モカ・シダモがブレンドで使われることが日本での流通が多い理由となります。

 

 

4、マンデリン

 

産地はインドネシアです。

 

コクのある爽やかな苦味と上品な風味が特徴となります。

 

日本でも人気のあるストレートコーヒーです。

 

 

 

5、トラジャ(カロシ・トラジャ)

 

産地はインドネシアのスラウェシ島です。

 

酸味が無い、苦味を中心とした濃厚なコクを感じる味が特徴となります。

 

 

6、グアテマラ

 

産地はグアテマラです。

 

甘い香りや上品な酸味と芳醇な風味が特徴となります。

 

 

7、クリスタルマウンテン

 

産地はキューバです。

 

バランスのとれた酸味と苦味からきており、最高級品と呼ばれる上品な味の良さが特徴となります。

 

 

8、エメラルドマウンテン

 

産地はコロンビアです。

 

フルーティーな甘みと酸味が特徴となります。

 

日本では、缶コーヒーの名前で有名になりました。

 

 

9、コスタリカ

 

産地はコスタリカです。

 

芳醇な香りに適度な酸味が感じられ、その混ざり具合が上品な味を作り特徴となります。

 

 

10、コロンビア

 

産地はコロンビアです。

 

甘い香り、角のとれた酸味、まろやかなコクといったやさしい味が特徴となります。

 

 

11、ハワイコナ

 

産地はハワイです。

 

強い酸味と甘い香りが特徴となります。

 

日本では高級コーヒー豆として人気です。

 

 

12、ブラジル

 

産地はブラジルです。

 

マイルドな味なのに香りが高く、適度な酸味と苦味が楽しめるのが特徴となります。

 

 

13、ケニア

 

産地はケニアです。

 

酸味が強いため、味もキレがあり後味がスッキリしているのが特徴となります。

 

 

14、ベネズエラ

 

産地はベネズエラです。

 

軽い酸味とやや独特の苦みの他、適度な香りが特徴となります。

 

 

15、メキシコ

 

産地はメキシコです。

 

適切な酸味と香りを持つ適度な味が特徴となります。

 

 

 

さて、いかがでしたか?

 

 

コーヒー豆の銘柄は、まだまだたくさんあります。

 

ですが、今回ご紹介したものが、代表的なものと覚えておくと良いですよ。

 

 

では続いて、コーヒー豆の種類による味の違いについて見て行きましょう。

 

 

コーヒーにおける味の評価は、酸味・苦味・マイルド(または中庸)とされますが、その違いとはどのようなものなのでしょうか?

 

コーヒー豆の種類で味はどう違うの?

 

コーヒー豆の種類と味

 

コーヒー豆の味は、大きく以下の3つに分けられます。

 

  • 酸味系
  • 苦味系
  • 中庸

 

それぞれ、コーヒー豆ごとの特徴で違いがあるわけですね。

 

 

焙煎のレベルによっては、銘柄の特徴に影響が出てしまい、思ったほど「酸味がない」「苦味がない」となることもあるかもしれません。

 

ただ、ここでは初心者の方にも分かりやすいように、まずはコーヒー豆の銘柄ごとに味の違いを分けてみましょう。

 

 

酸味系のコーヒー

 

酸味系のコーヒーは「高地栽培」のものが多いです。

 

 

なぜなら、標高の高さからくる昼夜の温度差がコーヒーチェリーの熟成に影響し、果実独特の酸味を強くさせるからと言われています。

 

また、さほど高地でなくても、昼夜の温度差のある産地のコーヒー豆も酸味系コーヒーとなります。

 

 

1、キリマンジャロ

 

キリマンジャロの特徴と言えば、真っ先に「酸味」があがります。

 

ただ、甘い香りと豊かなコクもあり、酸味が強いだけのコーヒーではありません。

 

 

2、モカ

 

モカは、まろやかな酸味が特徴で、その香りは、フルーツを感じさせる甘酸っぱさがあります。

 

昔から、日本でもとても人気の高い銘柄ですね。

 

 

3、グアテマラ

 

グアテマラは、上品な酸味と芳醇な風味があるコーヒー豆です。

 

その他、豆から感じる甘味も特徴で、甘い香りも魅力的です。

 

 

5、エメラルドマウンテン

 

エメラルドマウンテンは、酸味のほかにフルーティーな甘みが特徴です。

 

 

5、コロンビア

 

コロンビアは、香りが甘いだけではなく、甘味もあるコーヒーです。

 

その他、まろやかなコクからもキレのある味よりも角のとれた酸味が感じられます。

 

 

7、ハワイコナ

 

ハワイ・コナは、強い酸味が特徴の、甘い香りのコーヒーです。

 

 

7、ケニア

 

ケニアは、酸味の強さから味にもキレがあり後味がスッキリしています。

 

 

8、ベネズエラ

 

ベネズエラは、酸味系のコーヒーですが、その酸味は軽いです。

 

そして、やや独特の苦みがあり、適度な香りも楽しめます。

 

 

9、メキシコ

 

メキシコは、酸味は適切で香りも適度なコーヒーです。

 

 

では、続いて苦味系のコーヒー豆をご紹介します。

 

 

苦味系のコーヒー

 

苦味系のコーヒーは、2銘柄ともインドネシア産です。

 

産地の違いも、コーヒー豆の味に影響を与えていることがうかがえます。

 

 

1、マンデリン

 

マンデリンは、苦味系コーヒーの代表と言って良いでしょう。

 

ただし、その苦味には一般的に想像される嫌な苦味ではありません。

 

コクと爽やさからくる上品な風味があります。

 

 

2、トラジャ(カロシ・トラジャ)

 

トラジャは、コーヒーの特徴である酸味が無く、苦味を中心とした濃厚なコクが特徴です。

 

では、最後に中庸(マイルド)と言われるコーヒー豆をご紹介しましょう。

 

 

中庸のコーヒー

 

中庸のコーヒーとは、一言で言えば「酸味と苦味のバランスが良いコーヒー」のことです。

 

ストレートで楽しむほか、マイルドな味からブレンドにすると味の良いコーヒーとなります。

 

 

1、ブラジル

 

香りが高く、適度な酸味と苦味が楽しめるマイルドな味が特徴です。

 

他のコーヒー豆より低地栽培となっています。

 

 

2、コスタリカ

 

芳醇な香りと適度な酸味から酸味系のコーヒーとも分類できますが、その混ざり具合が程よく上品なため中庸(マイルド)と分類もされます。

 

今回は酸味系ではなく中庸のコーヒーとして分類しました。

 

 

3、ブルーマウンテン

 

コーヒーの良さすべてをあわせ持つバランスの良さで中庸のコーヒーとしました。

 

味覚の違いや焙煎の仕方などで酸味系とも苦味系とも感じられることがあるかもしれません。

 

 

4、クリスタルマウンテン

 

酸味と苦味のバランスが取れた上品な味の良さで中庸のコーヒーとしました。

 

味覚の違いや焙煎の仕方などで酸味系とも苦味系とも感じられることがあるかもしれません。

 

 

さて、いかがでしたか?

 

  • 酸味
  • 苦味
  • 中庸

 

という3つで分類しても、銘柄ごとの個性がハッキリと表れていると思いませんか?

 

 

焙煎レベルの違いによっては同じ銘柄でも酸味や苦味の具合が違ってきます。

 

ただ、基本的な味わいの特徴は、上記で説明したとおりです。

 

 

このような違いを知って、自分好みの味わいを見つけるのも、コーヒーの楽しみ方でもあり魅力ですよね。

 

 

さて、コーヒー豆の種類について、いろいろお伝えしましたが、最後にまとめです。

 

まとめ

 

今回は、コーヒー豆の品種と種類、味のちがいについて説明をしました。

 

 

コーヒー豆の品種は、ざっくり言うと以下の4つ。

 

  • アラビカ種
  • ロブスタ種
  • カネフォーラ種
  • リベリカ種

 

でしたね。

 

 

代表的なコーヒー豆も、15種類ほどご紹介しました。

 

それぞれの種類のコーヒー豆には、いろいろと味の違いがあります。

 

 

焙煎度によっても違いますが、酸味・苦味・中庸と分けてご紹介しました。

 

さあ、ここでわかったことを元に次に買うコーヒー豆を選びにいってみましょう。

 

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