コーヒーサーバーってどんなものを選べば良いの?
サーバーでコーヒーを保温したり、直火で温めたいと思うことって多いですよね。
なぜなら、2杯目以降の残ったコーヒーも温かい方がうれしいからです。
しかし、いざコーヒーサーバーを購入しようと思っても、選び方で悩むかも知れません。
保温するにしても直火で温めるにしても、どんなサーバーが一番良いのかって、けっこう迷いますからね。
また、割れないサーバーや電子レンジOKのサーバーは、消費者ニーズを満たしているので気になる存在でしょう。
そこで、今回は、保温や直火OK、割れない、電子レンジOK等、いろいろなサーバーについて詳しく説明していきます。
おすすめのコーヒーサーバーもご紹介しますので、ぜひ楽しみにお読みくださいね!
コーヒーサーバーで保温するなら?選び方のポイントはこれ!
まずは、コーヒーサーバーで保温できるタイプの選び方について見て行きましょう。
満足できるサーバーを選ぶために、まずは、2つのポイントに着目すると良いです。
コーヒーサーバーには、以下のような3種類のタイプがあります。
- サーバーだけの単体のもの
- サーバーとドリッパーがセットのもの
- サーバーとドリッパーが一体化したカラフェタイプのもの
サーバーだけの単体のものは、すでにドリッパーをお持ちの方におすすめです。
こだわりのドリッパーがすでにあって、そこに合わせたサーバーが欲しい場合に、このタイプを選ぶと良いですね。
もしも、ドリッパーを持ってないなら、サーバーとドリッパーがセットのものが良いでしょう。
また、サーバーとドリッパーが一体化したカラフェタイプも、使いやすくておすすめです。
なので、まずは自分の状況に合ったタイプを選び、そこから保温可のコーヒーサーバーを探しましょう。
コーヒーサーバーの材質は主に4種類。
- 耐熱ガラス
- ステンレス
- 陶器
- プラスチック
となっています。
保温できるサーバーが欲しいなら、「耐熱ガラス」や「ステンレス」を選ぶようにしましょうね。
- 耐熱ガラスは、割れやすい
- ステンレスは、値段が高い
といったデメリットはありますが、保温という点を考えると、2つのどちらかを選びましょう。
言うまでもありませんが、陶器もプラスチックも保温の機能は高くありません。
ちなみに、最近のガラス製サーバーは、耐熱以外にも「耐久性」に優れた素材も出ていて、壊れにくくなっています。
説明書を読めば、保温性と耐久性についてもすぐにわかるので、確認すると良いですね。
ステンレス製は、サーバーであると同時に「保存容器」にもなるという利点があり、耐久性にも優れています。
少し値段は高めかもしれませんが、長く使うことを考えると、ステンレス製はおトクだと思いますよ。
それでは、以上のことを意識しながら、保温力に優れているおすすめのコーヒーサーバーを紹介しますね。
今回紹介するコーヒーサーバーは3つ。
一つずつご説明しましょう。
(1)「ハリオV60保温ステンレスサーバー800」VHS-80B
このコーヒーサーバーは、独自の「真空断熱二重構造」になっています。
抽出から時間が経っても入れたての温かさが楽しめる、ステンレス素材のコーヒーサーバーです。
保温可能容量は800mlなので、一度抽出したら、いつでも 温かいコーヒーを好きなときに飲むことができます。
耐久性に優れたステンレスでできているので、ガラス製のように誤って割ってしまうなんてこともありません。
色は、ブラック・ホワイト・レッドの3色です。
(2)オクソー(OXO)冷水筒ダブルウォールガラスサーバー
温度を保ち、結露を防ぐというダブルウォール仕様です。
そのため、温かいコーヒーの保温はもちろん、アイスコーヒーの冷たさをキープするのにも使えます。
オクソーのコーヒーサーバーはガラス製ですが、ホウケイ酸ガラス採用のため、耐久性が高く、他のガラス製サーバーよりは丈夫なところがうれしいです。
コルク製のフタは、ホコリよけと温度を長時間キープするためにつけられていて、本体のガラスとの相性も良く、おしゃれな印象も与えてくれます。
容量が720mlと大きめです。
なので、朝、家族分のコーヒーを入れたらそのままテーブルに置いておけば、それぞれが好きなときにカップに注ぐことが可能です。
(3)エバソロ(eva-solo)カフェソロ1.0L
エバソロのサーバーは、専用の保温カバーにより、温度をキープできるほか、取っ手がなくても手が熱くならない利点もあります。
ペーパーフィルターを必要としない本格コーヒーが楽しめるサーバーとして人気です。
ご覧のように、保温カバーは「ジッパー付き」です。
なので、コーヒーを抽出するときはジッパーをさげ、ガラス製サーバー内のコーヒーの様子を見ることができますよ。
コーヒーの抽出作業が終ったらジッパーを上げ、温度が下がらないようにするといったアイデアが光る保温カバーです。
ところで、このように火を使わず保温をすることが多いコーヒーサーバーですが、ほんの一昔前までは直火で温めるのが普通でしたよね?
しかし、現在売られているコーヒーサーバーは直火不可がほとんどです。
なぜコーヒーサーバーは、直火にかけられなくなってしまったのでしょうか?
コーヒーサーバーの直火で割れないのは?おすすめ商品はどれ?
コーヒーサーバーを直火で温めたいなと思っている人は、多いでしょう。
実は、私もそのタイプです(笑)
しかし、実際に探してみると直火不可というサーバーばかり。
なので、コーヒーサーバーは直接火にかけると割れやすいのかな?とあきらめた人もいるかも知れませんね。
でも、直火にかけても割れないサーバーがないことって不思議だと思いませんか?
少し前までは、コーヒーサーバーを直火にかけている風景が当たり前でした。
実際、子供のころに、親が弱火でサーバーに入ったコーヒーを温め直していた記憶があります。
では、以前は直火OKだったものが、なぜ今は直火不可となってしまったのか?
実は、平成6年に制定された「PL法」がその理由です。
PL法は、消費者を危険から守るために、商品を使ったケガなどを防ぐ法律として制定されています。
もしも、耐熱ガラスを直火にかけてサーバーが破損したら、消費者がケガをして危ないですよね。
・・・ということで、PL法では直火不可の表示を義務付けるようになったのです。
ただ、そうはいっても直火でトロトロと温めたい、沸騰させるのではなく保温のために直火を使いたい、と思う人もいるでしょう。
そこで、そういった人達のために「直火OK」の商品を紹介しちゃいましょう。
MEDELCO メデルコ ウィスラーケトル 12cups WK112 直火用
ぽってりとした可愛らしいフォルムは、耐熱・耐久性に優れた「ホウケイ酸ガラス」で作られています。
メデルコウィスラーケトルは、直火OKとなっている唯一のコーヒーサーバーです。
製造はアメリカですが、ガラス部分はドイツ製。
直火にかけたときフタの部分から音が出る仕組みになっているため、口笛を吹く人=ウィスラーケトルと名付けられたんですね。
もし、昔のように直火で温め直しをしたいなら、メデルコのコーヒーサーバーで安全に直火で温め直しができますよ。
可愛らしい形なので、とても人気があります。
12cupsとなっていますが、容量は960ml。
なので、実際は一度に入れられるコーヒーは8杯くらいと考えておくと良いでしょう。
しかし、このメデルコは外国製のコーヒーサーバーですし、日本ではほぼ直火不可のサーバーばかりで残念に思う方もいるでしょう。
ただ、日本製のコーヒーサーバーは「電子レンジOK」のサーバーがけっこうあるんですよ。
そこで次では、便利な「電子レンジOK」のコーヒーサーバーの紹介をしていきましょう。
コーヒーサーバーの電子レンジOK!おすすめなのはどれ?
電子レンジで温められるサーバーがあったら、便利ですよね。
冷めてしまったコーヒーも、電子レンジでチン!すればOKなので直火のような危険性もありません。
まず、購入前のカンタンな確認方法としては、「電子レンジOK」の表示があることを確認してください。
本体のラベルか、説明書に表記があると思いますよ。
では、それを踏まえた上で、早速おすすめの電子レンジOKのコーヒーサーバーを紹介しましょう。
KINTO (キントー) コーヒーカラフェ SCS-04-CC 600ml
耐熱温度差120℃の「耐熱ガラス」で作られていて熱割れしにくいため、電子レンジでの温めが可能です。
300mlと600mlとサイズがあるので、一度に入れる杯数でどちらかを選ぶようにしましょう。
食洗器での洗浄もOKのタイプとなります。
HARIO (ハリオ) V60 レンジサーバー コーヒードリップ 800ml クリア XGS-80TB
商品名に「レンジ」の名称がついているので、安心して温め直しができていいですね。
こちらも耐熱ガラス製なので、冷めたコーヒーも電子レンジで温められます。
密閉力のあるシリコンパッキン付きで、保存中にコーヒーをこぼす心配がないのがうれしいところ。
単独タイプなので、ドリッパーをすでに持っている人におすすめです。
しかし、V60シリーズのドリッパーに一番適したコーヒーサーバーでもあります。
この他、ハリオは耐熱ガラス製のコーヒードリッパーが充実しているので、電子レンジOKのものはいろいろとあります。
なので、容量や価格、普段のコーヒースタイルに合わせて選べば良いでしょう。
さて、ここまでコーヒーサーバーについていろいろ説明しましたので、最後におさらいしましょうね。
まとめ
今回はコーヒーサーバーの保温についてお伝えしました。
まずは、保温できるタイプのコーヒーサーバーの選び方やおすすめをご紹介しましたね。
素材は、ガラス製かステンレス製がおすすめです。
直火での温めが難しくなったのは、PL法の施行のため。
なので、外国製で、直火OKのサーバーをご紹介しました。
ただ、日本製は電子レンジOKのサーバーが充実していましたね。
自分のスタイルにあったコーヒーサーバーを選んで、ステキなコーヒータイムをエンジョイしてくださいね!
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