コーヒーフレッシュの賞味期限やカロリーって気になりませんか?
コーヒーの苦味をマイルドにするためコーヒーフレッシュを使う方は多いですよね。
コーヒーフレッシュは、1回分ごとに使えるのでとても便利です。
でも、コンビニや喫茶店に常温のまま置かれているのを見て、賞味期限は大丈夫なの?と心配になったことはありませんか?
また、ダイエットを意識する方にとっては、カロリーも気になるところです。
今回は、そんなコーヒーフレッシュの賞味期限やカロリー、安全性について説明をしていきます。
安全面が気になる方には、代用品や手作りのコーヒーフレッシュを紹介もしますので、参考にしてくださいね。
コーヒーフレッシュの賞味期限はどれくらい?
まず、コーヒーフレッシュの賞味期限ってどれくらいあると思いますか?
その疑問に答えるためには、コーヒーフレッシュの種類について触れる必要があります。
実は、コーヒーフレッシュには2種類あるのです。
- 植物性油脂
- 動物性油脂
この2種類は成分が違うため、それぞれ賞味期限や保存方法が異なります。
ちなみに、コーヒーフレッシュはポーションミルクという名前で呼ばれる事もあります。
これは「ポーション=1人分(1回分)」という意味で使われているだけなので、内容は同じと考えてOKです。
では、植物性と動物性、それぞれのコーヒーフレッシュについて見て行きましょう。
植物性油脂のコーヒーフレッシュ
植物性油脂のものは、保存期間が長く常温が可能で、賞味期限は3~4か月くらいです。
原料は、サラダ油のようなものなので日持ちがするのです。
コンビニや喫茶店で、そのまま常温で置かれているものは、この植物性油脂のコーヒーフレッシュとなります。
動物性油脂のコーヒーフレッシュ
保存期間が短く、要冷蔵のものは動物性油脂のもので、賞味期限は1か月あるかないかぐらいです。
そのため、テーブルやカウンターにそのまま置いておくことができません。
なので、喫茶店でステンレスの専用の容器に入って出てくるのは、動物性油脂。
テーブルやカウンターにずっと置かれているものは、まず植物性油脂のコーヒーフレッシュだと考えて間違いないでしょう。
ところで、成分が違うのであれば、カロリーも違うのかって気になりますよね。
今の世の中ではカロリーの違いは重大問題!
・・・ということで、これからその違いについて説明をしていきましょう。
コーヒーフレッシュのカロリーは高いの?低いの?
植物性と動物性、それぞれのコーヒーフレッシュはカロリーが違います。
早速見て行きましょう。
植物性油脂のコーヒーフレッシュ
植物性油脂の原料は「サラダ油」。
なので、カロリーはちょっと高めになってしまいます。
例えばコーヒーフレッシュ1個当たり5mlのカロリーを計算すると、大体12Kcalです。
動物性油脂のコーヒーフレッシュ
動物性コーヒーフレッシュの原料は、牛乳の脂肪分である「乳脂肪」です。
成分が牛乳なので、5mlのカロリーを計算すると、約3.5Kcalと、植物性よりもかなり少ないことが分かります。
ちなみに、最近は「低脂肪の植物性油脂」のコーヒーフレッシュが出ていて、カロリーを6~7 Kcalのものもありますが、それでも牛乳よりは高いです。
植物という言葉でヘルシーイメージがあると思います。
しかし、実は、植物性油脂でできたコーヒーフレッシュは「5mlのサラダ油」で作られているわけですね。
ところで、最近、体に悪いものとして名前を聞くのが「トランス脂肪酸」です。
このサラダ油を使った食品には「トランス脂肪酸」が入っているため、コーヒーフレッシュの安全性は大丈夫なのか心配になりますよね。
では、続いて見て行きましょう。
コーヒーフレッシュの安全性は大丈夫なの?
確かにトランス脂肪酸の過剰摂取は体に良くないという話もあるので、コーヒーフレッシュの安全性も気になる方は多いでしょう。
しかし、コーヒーフレッシュの量は5ml。
つまり、1回に使う量がとても少ないのです。
そのため、過剰摂取にはつながらず、トランス脂肪酸の影響は少ない、という専門家の話もあります。
逆に言えば、植物性油脂を使った食べ物は他にもたくさんあり、そちらの方が5ml以上の接種をする可能性が高いです。
それらに比べると、コーヒーフレッシュ1個に含まれるトランス脂肪酸は非常に少ないですよね。
なので、あまり問題にする必要はないのかも知れません。
ただ、それでもどうしても気になる方は、動物性油脂のものを使うと良いでしょう。
または、他の「代用品」を使うという方法もあります。
特に、動物性のコーヒーフレッシュが手元にない場合に代用品は重宝しますので、いくつかご紹介しましょう。
コーヒーフレッシュの代用になるものは?
では、コーヒーフレッシュの代用になるものを見ていきましょう。
安全面も考え、植物性油脂ではないものから選んでみました。
牛乳
代用品として一番にあげられるとしたら、牛乳です。
コーヒーフレッシュ自体がミルクと呼ばれるため、牛乳が代用品として使われてもうなずけますよね。
牛乳は100mlあたり55Kcalとカロリーも低く、動物性油脂のため安全面も問題ありません。
エバミルク
乳脂肪分は7%以上と高めなのは牛乳を濃縮したから。
濃縮していることから100mlあたり144Kcalと高いのですが、植物性油脂のコーヒーフレッシュは100mlあたり262Kcalなので、まだ低いといえるでしょう。
エバミルクも動物性油脂なので安全面も問題ありません。
コンデンスミルク
牛乳を濃縮してつくられたエバミルクに糖分を加え濃縮した加糖練乳です。
乳脂肪分8%以上で100mlあたり329Kcalとカロリーは高くなります。
しかしそれは砂糖を加えたからであり、乳製品のカロリーが高いわけではありません。
また動物性油脂のため、安全面の問題もクリアしています。
生クリーム
乳脂肪分18%以上、100mlあたり420Kcalとカロリーも値段も乳製品の中では高いです。
しかし、動物性油脂のため安全面の問題はないです。
美味しいというのも、大きなメリットですね。
さて、いかがでしょうか?
これらがコーヒーフレッシュの代用品ですが、いろいろと試してみて自分にあったものを見つけてくださいね。
ただ、もっと本格的なコーヒーフレッシュを楽しみたいという方は、自分で手作りするというのも良いかも知れません。
では、最後に、とてもカンタンにできる手作りコーヒーフレッシュのレシピをご紹介しますね!
コーヒーフレッシュの作り方は実はとってもカンタン?
喫茶店でコーヒーフレッシュではなく、小ぶりな入れ物に入ったミルクがついてくることがありますよね。
実は、あれは手作りのコーヒーフレッシュです。
牛乳を入れただけと思っている人もいるかもしれませんが、牛乳よりもトロミがあるように感じませんか?
材料も、生クリームと牛乳だけ。
作り方もいたってシンプルなので、興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
手作りコーヒーフレッシュのレシピは?
材料は、以下の生クリームと牛乳を使います。
- 生クリーム(乳脂肪分47%)
- 牛乳(乳脂肪分3.5%)
この生クリームと牛乳を混ぜ合わせるだけで、カンタンにコーヒーフレッシュは作れるのです。
割合を以下の書きましたので参考にしてください。
【配合比率が1:1の場合】
生クリーム50ccと牛乳50ccだと、乳脂肪分25%のコーヒーフレッシュとなります。
【配合比率3:2の場合】
生クリーム60ccと牛乳40ccだと乳脂肪分30%のコーヒーフレッシュとなります。
いかがでしょうか?
生クリームと牛乳の割合をいろいろと調整しながら、自分好みの手作りコーヒーフレッシュを楽しんでくださいね!
では、コーヒーフレッシュについていろいろとお伝えしましたので、最後におさらいをしましょう。
まとめ
今回は、コーヒーフレッシュの賞味期限やカロリー、安全面、代用品、作り方について紹介しました。
コーヒーフレッシュの賞味期限は、植物性油脂と動物性油脂で違いがあります。
カロリーも、植物性と動物性ではかなり違いましたね。
植物性は、サラダ油から作られますが、1回のトランス脂肪酸の摂取量は低いです。
安全面を気にする方のために、代用品になるものもご紹介しました。
さらに、こだわる方には、手作りをするという方法もおすすめです。
私も、来客の時は、前日にコーヒーフレッシュを作っておもてなしをしていますよ。
チャレンジしてみるのもおもしろいのでは?
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