ペーパードリップにペーパーフィルターは不可欠なアイテム
ペーパドリップに不可欠なサブアイテムと言えば、やはりペーパーフィルターですよね。
ペーパーフィルターは、それぞれメーカー専用のドリッパーと組み合わせて使います。
なので、購入したメーカーのドリッパーに対応したものを必ず購入するようにしましょう。
メーカーのタイプによっては形状がかなり違いますから、よく見て選ぶことが大切です。
あと、ドリッパーには1~2人分、3~4人分、5~6人分等の大きさがあります。
(※メーカーによってサイズの種類は若干ちがいます)
それに伴ってペーパーフィルターのサイズも変わってきますので、間違えないよう注意しましょう。
ペーパーフィルターの選び方
コーヒーのペーパーフィルターの原材料は「木材パルプ」です。
よく巷で、白色と薄茶色の2種類のフィルターが販売されているのを見かけると思います。
この2種類のフィルターの色の違いは、酸素漂白の有無によるものです。
白のペーパーフィルターは、漂白された木材パルプを用いたもの。
薄茶色のフィルターは無漂白となります。
無漂白のペーパーフィルターは製造工程で熱と水を大量に消費するため、酸素漂白された白いフィルターが主流となっています。
どちらのタイプも品質の悪いペーパーフィルターは臭いがあるため、信頼できるメーカーで上質のペーパーフィルターを購入しましょう。
ちなみに、良質のペーパーフィルターに対しても、「紙の臭いが嫌だ」と、あらかじめペーパーにお湯をくぐらせる方を見かけることがあります。
ただし、この方法はおススメではありません。
なぜなら、抽出前の段階でフィルターにお湯をくぐらせてしまうと、濡れた場所からお湯が伝っていく「道」が出来てしまいます。
結果的に、コーヒー豆の旨みが正確に抽出できなくなりますから、そちらの方がコーヒーにとってデメリットが大きいのです。
ペーパーフィルターは、乾いたままドリッパーにセットしてください。
ペーパードリップでフィルター以外に必要なものは?
ペーパードリップで本格的にコーヒーを入れるためには、フィルターの他にもいくつかの道具(器具)をそろえると良いです。
たとえば、代表的な器具としては、コーヒーサーバー(コーヒーを受ける器)や軽量スプーン、口細のステンポットなどですね。
ただ、最低限必要な器具は、口細ポット・ドリッパー・ペーパーフィルターの3つさえそろえば美味しいコーヒーは入れられますので、ご安心ください^^
これからペーパードリップにチャレンジする方は、メリタ(Melitta)、カリタ(Kalita)、ハリオ(HARIO)、コーノ(KONO)のいずれかを購入すれば、まず間違いはないでしょう。
それぞれのペーパードリップの正しい入れ方で美味しいコーヒーを楽しんでくださいね。