エアロプレスって知ってますか?
「エアロプレス」という新しいコーヒー器具をご存知ですか。
自宅で手軽に、エスプレッソのような濃いコーヒーを飲みたいときがありますよね。
そんな本格的なコーヒーを飲めるのが「エアロプレス」なんです!
そうなると、エアロプレスの使い方や淹れたコーヒーの味について気になりますよね。
そこで、今回はエアロプレスの特徴や使い方、味などについて詳しくご紹介します。
おすすめのメーカーもご紹介しちゃいますよ~お楽しみに!
エアロプレスのコーヒーとは?
エアロプレスのコーヒーとは、一体どんなものなのでしょうか?
まず、エアロプレスの最大の特徴は、形です。
「エアロプレス」という器具の形は、簡単に言うと『注射器』のような形をしています。
名前の「エアロ」は空気、「プレス」は圧力をかけるという意味です。
何だか実験道具のような感じがありますが、きちんとしたコーヒー器具なんですよ。
2005年に、フリスビー会社エアロビー(AEROBIE)社が「エアロプレス」を開発します。
ええ、ええ、あの「フリスビー」の会社ですよ。
「なぜフリスビー会社が開発したの?」と思いますよね?
これには、きちんとした理由があったのです。
アウトドアでスポーツをしたときに、「野外でも手軽に濃いコーヒーが飲めればな~。」と感じた社長が、エアロプレスの開発に乗り出したそうです。
エアロプレスで作るコーヒーは、本当に手軽なのに美味しいコーヒーが出来上がります。
上から圧力をかけて抽出するので、コーヒーの香りも楽しめます。
ものすごく濃い苦いコーヒーではなく、酸味やコクも楽しめるコーヒーが出来ますよ。
後味もすっきりとしていて、とても飲みやすいです。
このように、安定して美味しいコーヒーが作れるのも「エアロプレス」の魅力と言えるでしょう。
ところで、そんなエアロプレスで入れたコーヒーは、エスプレッソのような味になるという話がありますが本当なのでしょうか?
エスプレッソが、手軽に飲めたら嬉しいですよね。
では、その真偽についてお伝えしましょう。
エアロプレスはエスプレッソと同じ濃さのコーヒーができる?
濃いコーヒーのイメージに「エスプレッソ」が思いつくと思います。
エスプレッソのような濃いコーヒーは、お店で飲むコーヒーだと思ってしまいますよね。
ところが、なんと「エアロプレス」の取扱いに、エスプレッソと同じ濃さができると書いてあるのです。
エアロプレスは、空気で圧力をかけるので、他のコーヒー器具よりも抽出する力があります。
しかし、とは言ってもエスプレッソマシンのように濃厚なコーヒーになるわけではありません。
あくまで『エスプレッソ風』なのです。
エアロプレスは人力で圧力をかけますから、エスプレッソマシーンほど強く圧力をかけられません。
だから、どうしても本場のエスプレッソのようは濃さは期待できないわけですね。
それでも、通常の自宅用のコーヒーメーカーに比べると、「エアロプレス」の方が濃いコーヒーができます。
お店に行かずに、自宅で『エスプレッソ風』のコーヒーが飲めるのは、とても嬉しいです。
でも、「エアロプレス」の使い方がイマイチ分からないですよね。
それに、濃いコーヒーしか淹れることができないのでしょうか。
他にも、レシピがあったら知りたいと思いませんか?
では、続いて、エアロプレスの使い方やレシピについてご紹介していきます。
エアロプレスの使い方とレシピ!
手軽に使えるという「エアロプレス」ですが、イマイチ使い方やレシピについて分からないことが多いですよね。
どれくらい手軽にできるのか、使い方やレシピをご紹介していきます。
白金珈琲さんの動画が分かりやすいのでご覧ください。
「エアロプレス」の形は、注射器のような形をしているというのは、前述しました。
では、仕組みについて、カンタンにご説明しますね。
筒が2本ありますが、1本は外側の筒(チャンバー)、もう1本は内側の筒(プランジャー)です。
この2本の筒がポイントになります。
では、さっそく実験開始です!
基本の使い方ですが、キャップという蓋にコーヒーフィルターをセットします。
この時、紙フィルターを使う場合は、お湯を注いでキャップと剥がれないようにします。
キャップの下には、コーヒーサーバーをセットしておきましょう。
キャップの上には、外側の筒(チャンバー)を取り付けます。
外側の筒(チャンバー)の中に、人数分のコーヒーの粉末をいれ、そのあとに人数分の量のお湯を注ぎます。
コーヒー粉末とお湯を優しく5回ほど混ぜてあげてください。
1分ほど経ったら、いよいよ「エアロプレス」の力の見せ所です!
外側の筒(チャンバー)の上に内側の筒(プランジャー)をセットします。
内側の筒(プランジャー)を20秒ほどかけて、ゆっくりと押していきます。
とてもいい香りが漂ってきます。
「ブシュっ」という空気の抜ける音がしたら、押すのを止めてくださいね。
押しすぎるとエグミが出てしまいますので、注意してください。
これで美味しいコーヒーの出来上がりです。
しかし、「エアロプレス」の魅力はこれだけではありません。
他のコーヒーメーカーとは明らかに違う特殊な使い方があります。
先ほど紹介した基本の使い方の2つの筒を逆に使うのです。
「えっ?」と思うかもしれませんが、また違う味が楽しめますよ。
この入れ方は、『インバート法』と言います。
インバート法とは?
先に、内側の筒(プランジャー)を外側の筒(チャンバー)に1㎝ほど差し込みます。
この時、気づくと思いますが、とてもバランスが悪くて倒れそうなんです。
倒さないように注意してくださいね。
外側の筒(チャンバー)に人数分のコーヒー粉末とお湯を入れて、優しく5回ほど混ぜてください。
外側の筒(チャンバー)に、コーヒーフィルターをセットしたキャップを取り付けます。
1分ほどなじませたら、逆さにします。
逆さにするときには、バラバラにならように注意してくださいね。
この時、一番悲劇が起きやすいので・・・。
逆さにしたら、基本の時と同じようにゆっくり圧力をかけます。
インバート法で入れたコーヒーは、基本法で淹れた時よりも濃いコーヒーが出来あがります。
また、エアロプレス入れたコーヒーは、アイスコーヒーにするのもおすすめです。
氷の入ったコーヒーサーバーに直接、エアロプレスで抽出したコーヒーを注ぐことで、濃くて美味しいアイスコーヒーが飲めますよ。
どんどん、エアロプレスの魅力に引き込まれていきますよね。
あなたもエアロプレスを使ってみたいと思ったのではないでしょうか?
でも、いざ使ってみようと思ったとしても、どのメーカーを選べばいいか迷いますよね。
なので、続いて、エアロプレスのおすすめコーヒーメーカーをご紹介します!
エアロプレスのコーヒーメーカーのおすすめは?
では、エアロプレスのおすすめメーカーを2つご紹介しましょう。
1つ目は、エアロビー(AEROBIE)です。
こちらは、エアロプレスを開発したフリスビーの会社なんですね。
ちなみに、同社が開発した「エアロビー」は、世界一飛ぶフリスビーとして有名です。
安定したコーヒーの味に加え、片付けが簡単にできるので人気があります。
ネットなどで検索すると一番先に出てきますよ。
使いやすい大きさなので、初めて使う方にはおすすめです。
フリスビー会社社長の想いが詰まっている「エアロプレス」で、濃いコーヒーを楽しんでみるのもいいですね。
2つ目は、ブルーボトルコーヒー(Blue Bottie Coffee)です。
こちらの会社は、マイボトルとしても有名ですよ。
『ツールボックス』という商品があるのですが、その中に「エアロプレス」が入っています。
大きさはミニサイズなので、アウトドアでも持っていきやすい大きさです。
さらに、『ツールボックス』ということもあり、コーヒー豆もセットになっています。
ギフト用にもおすすめしたいメーカーです。
普段から使うものなので、お気に入りの「エアロプレス」を見つけてみてくださいね。
では、最後にまとめです。
まとめ
今回は、エアロプレスについてお伝えしました。
エアロプレスは、新しいタイプのコーヒーメーカーでしたね。
手軽に濃いコーヒーが飲めるコーヒーメーカーの開発者が、フリスビー会社社長というのは驚きです。
自分の手で圧力をかけて、コーヒーを抽出するので、抽出したコーヒーにも愛着が湧いてきます。
インバート法の時は、くれぐれも悲劇が起きませんように・・・。
おすすめのメーカーは、やはり開発してくれた「AEROBIE」ですね。
美味しいコーヒーを飲むという想いは、世界とつながっているな~と思いながら、今日も美味しくコーヒーを頂きます。
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