コーヒー豆の焙煎に必要な器具「焙煎機」とは?
コーヒー豆の「焙煎(ロースト)」が、どのように行われているのかをご存知でしょうか?
焙煎は、コーヒーの生豆を、ただ単に煎れば良いというわけではありません。
焙煎の良し悪しでコーヒー豆の持つ香りや風味が左右されるため、とても大切な工程なのです。
その焙煎を行う際に使用されるのが焙煎機です。
コーヒー豆を焙煎するために必要な焙煎機には、家庭用・業務用の2タイプあります。
家庭用は、小型のものから大型のものまで幅広く、その種類も豊富です。
きっと初心者の方の場合、どの焙煎機を購入したら良いか悩む方も多いと思います。
では、コーヒー豆を焙煎するための焙煎機の選び方についてご説明しましょう。
家庭用焙煎機は、初心者からマニアまで使用できる
まず、誰でにもカンタンに使えるコーヒー豆の焙煎機としておススメなのが、収納に便利なコンパクトサイズです。
「小型焙煎機」と呼ばれるもので使い勝手が良く、軽量の「煎り網型」から本格的な「小型手回し型」などがあります。
煎り網型は、むかし「銀杏(ぎんなん)」などを炒ったことのある方ならお分かりでしょう。
あの直接火にかけて、パチパチと音を立てながら炒る、原始的な方法ですね。
煎り網型は、価格も安いもので100円から販売されています。
小型手回し型は、高いものでは4万円ほどしますので、煎り網型とは大違いです。
両方とも小型の焙煎機ですので、コーヒー豆を焙煎出来る量も20g~400gと少なめです。
初めてご自宅で焙煎される方は、煎り網型の焙煎機を用いると良いでしょう。
最近では、コーヒーの焙煎教室も各地域で開催されているようです。
1度そちらでコーヒー豆の焙煎体験を行ってから焙煎機を選択すると失敗もないでしょう。