エスプレッソの作り方で簡単なのは、どの方法か?
エスプレッソを家庭でも楽しみたいというのは、コーヒー好きなら誰しも思いますよね。
でも、お店のような高級マシンはないし、何か簡単な作り方はないのか?と考える人は多いようです。
- 家にあるドリップで作れないか?
- コーヒーメーカーではどうかな?
エスプレッソが簡単に作れるおすすめのコーヒーメーカーが気になる人もいるでしょう。
今回は、そんなエスプレッソの作り方で簡単なものを中心にご紹介します。
おすすめのエスプレッソメーカーも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
エスプレッソの作り方で簡単なのはどれなの?
エスプレッソは、小さなカップにコーヒーのうまみがギュッ!と凝縮されていますよね。
お店では、そんなエスプレッソを入れる専用マシンがありますが、自宅で簡単にできるエスプレッソの入れ方はないのでしょうか?
実は、エスプレッソを、家庭でも普通に楽しんでいる国があります。
もうお分かりですね?
そう!「イタリア」です。
イタリアの家庭には、必ずあると言っても良いのが「マキネッタ」というコーヒー器具です。
マキネッタという言葉を初めて聞いたという方はもしかすると、いるかも知れませんね。
マキネッタとは、直火式のエスプレッソメーカーとして、手軽にエスプレッソを楽しむことができる器具です。
大きな業務用マシン等よりもお手軽で、使い込んでいくうちに愛着がわいてくる、家族のようなコーヒー器具なんですよね。
マキネッタなら、とてもお手軽ですし、入れるのも簡単で重宝しますよ!
では、そんなお手軽なマキネッタを使って、おいしいエスプレッソ作ってみましょう。
マキネッタのエスプレッソの入れ方は簡単?
マキネッタの仕組みは、3つの部分から成り立っています。
- フラスコ・・・水をいれる下部分
- バスケット・・・挽いた豆を入れる中間部分
- ポット・・・コーヒーが抽出される上部分
マキネッタのエスプレッソの作り方はとっても簡単!
まず、フラスコには水を、バスケットにはコーヒー豆を入れ、ポットをセットしたら、直接ガスコンロにかけます。
フラスコのお湯が沸騰すると、バスケットを通ってコーヒーが抽出されていきます。
ハイ、これで出来上がり!・・・カ、カンタン過ぎる^^;
抽出されたコーヒーは、エスプレッソのように凝縮された味と香りになっていますよ。
ただ、マキネッタを使う時には、少しだけ注意する必要があるので、2つポイントをご紹介しますね。
- コーヒー豆・・・中深煎り、または深煎り
- 挽き方・・・細挽き
というのを守ってください。
コーヒー豆は深煎りにすることで、より苦みとコクを楽しむことができます。
細挽きにする理由は、豆の味の深いところまで抽出させることができるからです。
豆の選び方によって、エスプレッソはかなり味に差が出てくるので、お好みの味を見つけるのも楽しみの一つですよ。
もう一つの注意点としては、マキネッタは「空焚き」をすると、破損の原因になるということです。
また、抽出後に火にかけたままにすると、エグミや雑味が出てしまうことがあります。
なので、火のかけ過ぎには、くれぐれも気を付けてください。
あなたも、ぜひイタリアでは馴染みのあるマキネッタを使って、美味しいエスプレッソコーヒーに挑戦して見てくださいね。
でも、私はマキネッタなんて持ってないし、ドリップ式でエスプレッソは作れないの?
・・・という疑問をお持ちの方もいることでしょう。
そこで、次では、エスプレッソはドリップで作れるのか?について詳しくご紹介していきましょう。
エスプレッソの作り方!ドリップでも作れるという噂は本当か?
エスプレッソコーヒーがドリップ式で入れられたいいなぁ~
なんて思う方もいるのではないでしょうか。
では、結論から言います。
エスプレッソは、残念ながらドリップ式で入れることは出来ません。
なぜでしょうか?
実は、きちんとした理由があって、エスプレッソはドリップで作ることが出来ないのです。
その理由を説明しましょう。
コーヒーだけを見るとエスプレッソは「濃いだけ」と思われがちですが、そうではありません。
実は、エスプレッソを作るにあたって一番必要になってくるのは「抽出圧」です。
エスプレッソの魅力は、凝縮された豆の旨味やコク、香りですよね。
そのためには、豆に約9気圧の抽出圧と90℃のお湯が必要となってくるのです。
一気に豆の美味しさを引き出すことが必要となってくるので、抽出時間は非常に短いです。
しかし、ドリップの場合はお湯を豆にじっくり、ゆっくり時間をかけて注ぎますよね。
豆の挽き方にも違いがありますが、抽出時間や抽出圧が必要になってくるため、どうしてもエスプレッソはドリップで作ることは難しいのです。
あぁ~、直火は怖いけど、マキネッタでしか濃いコーヒーは無理なのかな~、と思った方!
そんなことは、実はないんですよ。
エスプレッソに近い濃さのコーヒーを作ることは、ドリップでも可能なんです。
そこで、今回は、ドリップ式でエスプレッソに近いコーヒーの作り方について教えちゃいましょう。
【用意するもの】
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- 目盛りのついたサーバー
- ドリップポット
コーヒー豆は、深煎りの細挽きを15gほど準備してください。
目安としては、豆15gで、約2杯分の抽出量になります。
では、さっそく作ってみましょう!
ドリッパーに豆の入ったフィルターをセットし、その下に目盛りのついたサーバーを置きます。
お湯は90℃にしておくのが、美味しいコーヒーができるポイントです、
お湯を粉全体が膨らむ程度いれたら、10秒ほど蒸らしましょう。
その後、上から円を描くようにお湯を注ぎ入れます。
サーバーに抽出されたコーヒーが溜まってきますよね。
目盛りが付いたサーバーにすることで、丁度いい抽出具合で止めることができるのでべんりでうよ便利ですよ~。
サーバーに60cc抽出されたら、完成!
あまり長い時間かけて抽出してしまうと、エグミや雑味が出てきてしまうので注意してくださいね。
出来上がったコーヒーは、あくまでエスプレッソに近い濃いコーヒーですが、エスプレッソ初心者にはおすすめです。
濃いコーヒーに挑戦したい方は、ぜひ試してみてくださいね!
ところで、もっとお手軽にエスプレッソを楽しみたい方は、コーヒーメーカーで作れないか?と考えてしまいますよね。
そこで、最後に美味しいエスプレッソが入れられる、おすすめコーヒーメーカーについてお伝えします。
エスプレッソの作り方!コーヒーメーカーでも作れるの?
まず、コーヒーメーカーでもエスプレッソは入れることは可能なのでしょうか?
最近のコーヒーメーカーは日々進化しています。
実は、本格的なコーヒーはもちろんのこと、エスプレッソを入れることができるようになったんですよ。
最新のコーヒーメーカーがあれば、毎日のコーヒータイムが一気に華やかになっちゃうわけですね。
では、エスプレッソも入れられる便利なコーヒーメーカーを、3つご紹介します。
プロの方も納得するほどのクオリティが味わえるコーヒーメーカーです。
デザインも、まるでカフェに置いてあるようなので、自宅にいながらもカフェ気分も味わえちゃいますよ。
エスプレッソはもちろんなのですが、カプチーノやカフェラテも作れてしまうので、毎日の気分によって味を変えることも可能です。
全自動ということもあり、洗浄してくれる機能も付いていて、とても便利ですよ~。
初心者の方でも分かりやすいボタン操作なので、家族みんなで使えますね。
よくテレビのCMなどで見かける方もいるのではないでしょうか?
こちらのメーカーは、カプセルタイプなのが最大の特徴です。
「忙しい毎日だけど、コーヒーは美味しいのが飲みたい」という方には、ピッタリなんですよね。
カプセルタイプなので、抽出時間が短く、それなのに味は本格的なのが魅力です。
エスプレッソの他にもカフェコーヒーにも対応しているので、職場に置いてあると便利ですね。
こちらのメーカーは、自分の手でエスプレッソを作ることができる「セミオートタイプ」です。
レバーが付いており、機械的に抽出されるのではなく、自分で微調整しながら淹れるようになります。
操作自体は、初心者でも簡単にできるようになっているので、『思い切って自分で淹れてみよう!』という方にはおすすめです。
カフェアートにも向いているので、ちょっとした趣味にもいいですよね~。
おすすめのコーヒーメーカーを3つご紹介しましたが、どれも個性やコンセプトがしっかりしているので、目移りしちゃいますね。
お値段は1万円から4万円と幅広いのですが、一生ものの買い物として考えたときに、やっぱり自分の生活に合ったメーカーを選ぶのをおすすめします。
毎日のコーヒータイムが一気にレベルアップするようなコーヒーメーカーを、ぜひ手に入れてくださいね~
まとめ
今回は、エスプレッソの作り方についてご紹介してきました!
エスプレッソを簡単に作る方法として、マキネッタという器具を使うのがベストですね。
本場イタリアでは、一家には必ずマキネッタがあり、毎日のようにエスプレッソを自宅で淹れているのです。
使い込んでいくうちに、マキネッタはその家庭の味がしみ込んでくるので、愛着が湧いてきますよね~。
また、エスプレッソを入れるためには『抽出圧』が必要になるため、ドリップ式のように時間をかけてお湯を注ぐ方法では作れないことが分かりましたね。
もし、ドリップ式で淹れるとなると、濃いコーヒーを淹れるのが限界です・・・。
マキネッタは直火で怖いという方は、ぜひコーヒーメーカーを使っていただきたいです!
今のコーヒーメーカーは、進化を遂げ、自宅でもエスプレッソやカフェコーヒーを作れるようになっていますよ。
毎日のコーヒータイムが豊かになるよう、自分にピッタリの方法でコーヒーを淹れてくださいね~。
おすすめ記事