一番美味しいコーヒーの入れ方について

「一番美味しいコーヒーの入れ方は何ですか?」

 

人からこう質問されたら、私は迷わずにこう答えます。

 

「ネルドリップです!」

 

もちろん、一番美味しいコーヒーの入れ方については、諸説、持論等いろいろありますよ。

 

「エスプレッソが究極」と言う方がいれば「水出しコーヒーが最高」という方もいます。

 

・・・かと思えば「フレンチプレスの粉っぽさがたまらない!」という方もいますからね。

 

まあ、人の嗜好ですからいろいろです^^

 

でも、多くのコーヒー通から「一番美味しいコーヒーの入れ方」として圧倒的に支持されていると言えば、やはりネルドリップでしょう。

 

ネルドリップについて一般的に勘違いされているポイントについて

ネルドリップについて、多くの方が勘違いされるポイントがあります。

 

それは、「取りあえずネルドリップで入れさえすれば、誰でも一番美味しいコーヒーが作れる」という美しい誤解です。

 

残念ながらそうではありません。

 

実は、ネルドリップって、入れる人によって美味しくも不味くもなる、腕前がダイレクトに跳ね返ってくる入れ方なんですよ。

 

裏を返せば、下手な人がネルでコーヒーを入れると、めちゃ不味いコーヒーにだってなりかねないわけです。

 

これは、特に「良質なコーヒー豆」を使用した時に起きやすい状態です。

 

なので、私は初心者の方がいきなりネルでコーヒーを入れるのはおススメしません。

 

最初は、ペーパードリップでしっかりコーヒーの入れ方の「いろは」を学び、ネルドリップは、少しうまくなってから挑戦した方が良いです。

 

一番美味しいコーヒーが入れられる「ネルフィルター」について

ネルのフィルターって、いつも不思議な構造だな~って思います。

 

深い味わいのコーヒーを入れるのに「蒸らし」は不可欠ですが、それがネルフィルターって驚くほど絶妙なんです。

 

ちなみに「ネル」という布は、和裁にも使用されるということをご存知でしょうか?

 

和裁で使うネルは「両ネル」と言って、起毛(フワフワした毛)が両面についています。

 

そのため、両ネルはコーヒーの抽出にはイマイチ向かないのですが、コーヒーのネルはここが違います。

 

「片ネル」と言って、片一方の面にだけ起毛がついているんです。

 

コーヒーを入れる時は、フワフワの起毛を外側に向けて使用します。

 

ネルフィルターの内部で蒸らされたコーヒー抽出液が、その起毛を伝って、ゆっくりゆっくり滴として降りてくるんですね。

 

この間に、味の深み、まろやかさ、香りのすべてが絶妙になっていくのです。

 

蒸らしのための第一投目のタイミング、お湯の指し方、細さ、二投目のタイミングなどなど・・・

 

腕の良いコーヒー職人は、そのすべてに全神経を注ぎながら、ネルドリップのコーヒーを抽出するのです。

 

そりゃ~美味しくなるわけだわ^^

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