電気式エスプレッソマシンについて
直火式タイプのエスプレッソの入れ方は前述した通りです。
続いて、電気式タイプのエスプレッソマシンの入れ方についてご説明します。
電気式タイプの場合、その性能の高さから、プロのバリスタが入れたようなエスプレッソを楽しむことも可能です。
まあ、正直、ちょっとエスプレッソマシンのお値段は張りますけど、それに見合うくらいの機能性と満足度はあるように思います。
電気式エスプレッソマシンのコーヒーの入れ方
それでは、電気式エスプレッソマシンの入れ方をご説明しましょう。
電気式タイプは、直火式タイプのエスプレッソよりも、お手軽です。
(1)コーヒー豆をポルタフィルターへ投入します
まず、コーヒー豆を挽き、ホルダー部分に詰め込みます。
※今回はフルシティローストの極細挽きを使用した場合でご説明しましょう。
フルシティロースト以上のコーヒー豆を極細挽きにして、7gよりやや多めにポルタフィルターへ投入します。
中央にこんもりとしたコーヒー豆の山を作り、それを指の平ですり切るようにして落とすと良いです。
(2)コーヒー豆をタンピングします
投入したコーヒー粉末の上から「タンパー」でギュッと押し込みます。
この時、タンパーを水平にして押し込むとコーヒー粉末の表面が均一になります。
この行為のことを「タンピング」と言います。
コーヒー粉末がフィルターの淵から下へ3mmから4mm窪んでいるのを確認します。
そして、ホルダーが外れないようにしっかりとシリンダーにはめ込みます。
この時、コーヒー粉末の量が多過ぎるとキチンとはめ込むことができません。
結果として、抽出の際にコーヒー豆が膨張することで溢れて出てしまう可能性があるのです。
なので、コーヒーの分量はキチンと守るようにしてください。
(3)エスプレッソマシンのスイッチを入れます
事前に温めておいたカップをコーヒーの出口に設置します。
ホルダーをシリンダーに取り付け、エスプレッソの抽出ボタンをポンッと押せば、自動的にコーヒーの抽出が始まります。
ハチミツがトロリと溶け出てくるような滴下で、エスプレッソが抽出されていれば完璧です。
目安としては、およそ25cc~30ccほど抽出されたら止めましょう。
ポイント
これが、電気式タイプによるエスプレッソの基本的な入れ方です。
直火式タイプと違って、スイッチ1つで超・本格的なエスプレッソが楽しめるのが、うれしいですね。
ご自宅でエスプレッソを飲む際、予算が許すのであれば、電気式タイプは最高のマシンです。
思う存分、おいしいエスプレッソを楽しんでくださいね。