フレンチプレスによるコーヒーの入れ方手順
まず、必要になる器具は1点のみ「フレンチプレス」です。
フレンチプレスは、コーヒーを入れる際、フィルター・コーヒーサーバー・ポットのような道具は一切必要ありません。
この点が、ドリップなどのコーヒー器具と大きく異なるポイントです。
ちなみに、フレンチプレスの名称は、メーカー毎に異なります。
「プランジャーポット」や「カフェプレス」などと、いろいろな呼び方があるわけです。
ただ、入れ方はどれも同じですので、安心してくださいね。
また、サイズによって2杯用・4杯用など用意されていますので、用途に合わせて購入しましょう。
では、フレンチプレスを使用したコーヒーの入れ方をご紹介します。
フレンチプレスによるコーヒーの入れ方 前準備
フレンチプレスの入れ方の前に、まずは材料からご説明します。
【必要な材料と器具】
- フレンチプレス
- 粗く挽いたコーヒー豆 15g
- お湯(90℃くらい) 300ml
それでは、実際に入れてみましょう。
フレンチプレスの器具を温めます
まずは、フレンチプレスの器具を事前にお湯で温めて置いてください。
すると、コーヒーのエキスが順調に抽出されやすくなります。
逆にポットが冷めていると急激な温度低下によって、コーヒーの風味や香りが薄れてしまいます。
フレンチプレスのおいしいコーヒーを入れるコツとして覚えておきましょう。
温めた後のお湯は、キチンと水分を切ってくださいね。
・・・と、ここまでがフレンチプレスによるコーヒーの入れ方の前準備となります。
フレンチプレスによるコーヒーの入れ方 手順と流れ
挽いたコーヒー豆と適温のお湯(90℃くらい)を、フレンチプレスに入れます。
お湯は、コーヒー粉末が浸るくらいの分量を入れてください。
それから20秒ほど、そのままの状態で置いて、蒸らして行きます。
20秒くらい経ったら、残りの分量のお湯をフレンチプレスのポットに注いてください。
その際、金属フィルターを下に下げない状態を保ったまま(つまみを上に引き上げた状態を保つ)蓋をします。
それから3分から4分ほど、そのままの状態を維持します。
数分後、しっかりコーヒーエキスが抽出されたのを確認したら、コーヒーをプレスします。
上に引き上げていた「つまみ」をグ~ッと押し込み、金属フィルターでコーヒーの粉末を押し下げて行くのです。
これは、フレンチプレスならではの楽しいひと時ですね。
フィルターを下まで下げ切ったら、カップにコーヒーを注いで完成です。
さて、いかがでしたか?
「え?これだけ?」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんね。
そうなんです!
フレンチプレスは、コーヒーの粉末とお湯を注いで、蒸らして押し込むだけなのでとっても簡単ですよね!
忙しい方でもカンタンにおいしく入れられる優れものの器具が、フレンチプレスなのです。